エネルギー瞑想は、エネルギーを感じることを通じて、感情と考えを止めることを意味しています。
感情にとらわれることなく、心を静かにおだやかに保つことができるようになると
内部意識に深く入ることができます。

エネルギー瞑想の効果は…
体と心がリラックスする
楽で澄んだ意識の状態を維持することができる
脳波がアルファ波で安定した状態になる
トレーニングに深く集中することができる
エネルギーの感覚がだんだん強く感じられる

エネルギー瞑想の方法
1. 床や椅子の上で半跏趺座(片方の足をもう一方の大腿部に乗せたあぐらの状態)の姿勢をとり、
 背筋をまっすぐに伸ばします。
2. 両方の手のひらを上にして膝の上に乗せ、目を閉じて体の緊張をほぐします。
 特に、首と肩の力を抜き、心を落ち着かせます。深く息を吸って吐きながら
 すべての緊張をほぐします。
 リラックスしやすい瞑想音楽をかけても良いでしょう。
3. 手をゆっくりと胸の位置まで持ち上げます。
 両手が触れ合わないように手のひらを向かい合わせ、すべての感覚を手のひらの間に集中します。
 はじめは温かみを感じ、すぐに自分の脈拍も感じるでしょう。
4. 5~10センチほど手を離し、手と手の間にすべての意識を集中します。
 両肩、腕、手が、真空状態でふわふわ浮いていると想像します。
5. 手の間の空間に集中し続けながら、手の間を広げたり狭めたりします。
 チクチクと電流が走るような感じや、手が引き寄せられるような感じを受けるでしょう。
 両手で柔らかい綿でできたボールを握っているような感じや、
 温かい水に手をつけてゆっくりと動かす感じだと表現することもできます。
 このような感じがまさに気の流れを実際に感じている証拠です。
6. この感覚がさらに生き生きと感じられたら、両手をさらに広げたり近づけたりしてみます。
 感覚は消えず、むしろさらに大きくなるでしょう。
7. ゆっくりと深く息を吸って吐く動きを3回繰り返します。
8. 温かくなるまで手をこすった後、目、顔、体と胸をやさしくマッサージします。