蒸し暑い日が続く季節になりました。カラダの「凝り」や「硬さ」は、寒い時期に悪化すると思われがちですが、実は、暑い夏こそ体の凝りや硬さが出やすいです。イルチ健康法で、身体を柔らかくしていきましょう。

夏の間に、とくに硬くなりやすいのがお腹。お腹を触ったり、押したりしてみると「結構硬くなっている」と感じる人も多いのではないでしょうか。お腹の柔らかさは健康のバロメーターです。お腹が硬いということは、全身の血流が滞って、毒素がたまりやすくなっていること。同時に、心がストレスを感じているという証拠でもあります。

心と体の緊張をほぐすには、やはり運動が効果的です。身体を動かせばストレスが減るということは、多くの学術研究が証明しています。それは、体からの刺激が「脳」に伝わり、心に影響を及ぼすからです。

イルチ健康法は、こうした「脳」の役割をフル活用するために生まれたエクササイズです。つま先から頭のてっぺんまで筋肉と関節を一つ一つほぐすことで、脳を活性化していきます。イルチ健康法を実践すれば、脳波はリラックスしやすい「アルファ波」になり、気分がスッキリ。自律神経の副交感神経が活性化され、免疫力も高まります。

イルチ健康法を習慣にすると、自分の体に集中することができるようになるため、どの筋肉が張っているのか、どこが冷たく、どこが温かいのか、体に起こっている変化をすぐに感じられるようになります。イルチ健康法でバラバラになっていた体と心を一つにして、暑い夏を乗り切りましょう!