「人生120年の選択」という本を読んでいたら、面白いことが書かれていたのでシェアします。

スーパーエイジャーとは、生物学的な年齢は80歳を超えていても、記憶力、集中力などの脳の機能が25歳と変わらない人のことを言います。
スーパーエイジャーの脳が一般の高齢者の脳より活性化している部分はどこでしょうか?

なんと、「認知」や「思考」ではなく、「感情」や「情緒」を担当する領域なのだそうです。
それでは、どんな活動をすれば、脳のこの領域を若い頃のように活発に保てるのでしょうか?

ハーバード大学医学大学附属病院で実施したスーパーエイジャーに関する研究に参加したバレット教授は「精神的、または肉体的につらい課題を着実に遂行する」ことを勧めました。
この脳の領域は、活動が多くなると、疲労、挫折などの否定的な感情を感じるようになります。
難しい数学の問題に取り組んだり、運動で肉体を限界まで追い込むときに現れる感情です。
一心不乱に意識を集中しているとき、心身の疲れのような不調が生じますが、その代わりに、より研ぎ澄まされた記憶力、より高い集中力という精神的な筋肉を養うことができます。

何の心配もなく楽に難なく暮らすことが、脳の健康にとって最善なのではないようです。

脳をいつも同じように働かせる、つまり初期状態のまま放っておかずに絶えず脳に新しい課題や刺激を与えることが大切なのだそうです。

スタジオでは年代問わず、全身を使って脳に刺激を与えるトレーニングを楽しんでいます。
ご一緒にいかがでしょうか!