だるさを解消させ、眠気を覚ます効果があるのが、お腹で呼吸をする呼吸法です。
お腹で息を大きく吸って、しばらく止めた後、ゆっくり吐き出します。お腹が風船のように膨らむまで吸い込むのがコツ。吐くときに息を完全に出し切ったほうが、より効果的です。
お腹での呼吸を繰り返すことによって、脳や全身に酸素が行き渡ります。背中がほぐれて中枢神経がリラックスし、頭をスッキリさせる効果も。全身に活力を吹き入れるエクササイズです。
昼食後、睡魔がさしてしまいそうな時に行なうと、消化が促され、眠気がなくなります。イルチ健康法の腹式呼吸で、スカッとした午後を過ごし下さいね。
★お腹で呼吸する
① お腹に両手をあてます。
② 口から短く息を吐くようにフッフッと中が完全に空っぽになったと感じられるまで繰り返します。
③ 息を完全に吐き出したと思われるとゆっくり息を吸います。
④ 風船のようにお腹が一杯になるまで息を深く吸って、しばらく止めた後、ゆっくり吐き始めます。
⑤ 3回以上繰り返します。
【ポイント】息を吸う時に背中をそらしてアーチのようにすると、息を深く吸うことができ、胸の筋肉までほぐれてすっきりします。