みなさんは、職場で自分の弱みを見せられず、
一人で思い悩んでいませんか?
日々のストレスや目標達成のプレッシャーで
押しつぶされそう。
でも、弱音を吐いたら、
それだけマイナスの評価を受けそう…。
そんなジレンマの中で、
心のバランスを徐々に崩していく人も少なくありません。

とくに5月は、「五月病」と言われるように、
自分でも知らないあいだに、
こころが疲れ切ってしまっていることも多くあります。

ややもすると、「やる気がない」「精神力が弱い」といった
精神論で片付けられてしまいがちですが、
業務の重圧感や人間関係とも深く関係する症状ですので、
メンタルヘルスの観点からのアプローチが必要です。

中でも、メンタルヘルスの増進方法として
世界的に注目されているのが瞑想です。
アメリカでは、メンタルヘルスや社員教育の一環として
瞑想を取り入れる企業が増え、中堅以上の企業の35%が
瞑想などを取り入れているとも言われます。

瞑想をめぐっては、その有効性が科学的に証明されてきており、
米ハーバード大医学部の研究チームが、
瞑想・ヨガを実践する前後で脳の状態を比べたところ、
学習や記憶、感情コントロールに関係する「左海馬」に
成長が見られたといいます。

こうした科学的な裏付けが、メンタルヘルス現場での
瞑想の普及につながっているのです。

体・心・脳をバランスよく活性化することで、
ストレスや緊張からくる心身のトラブルの防止を図り、
メンタルヘルス増進へとつなげていきましょう。