もちろん、それも大事なことですが、外部にばかり頼るのでなく、「自らの健康は自ら維持する」という意識も大事です。
自然治癒力は本来、人間に生まれつき備わっているものです。
それは、脳の中にある能力の一つでもあります。
しかし、情報過多の現代社会では、脳を雑多な情報処理に使いすぎてしまい、自然治癒力といった根幹的な能力を発揮しづらくなっています。
本来の力を引き出すためには、まずは内在する「感覚」に、意識的に目を開かなければなりません。
東洋医学の考えでは、病気は人体の“気”のバランスがくずれたときに発生するとされます。
気エネルギーは、私たちの習慣や生活スタイルが深くかかわっています。エネルギーの流れが整えられれば、自然治癒力もおのずと発揮されるはずです。
イルチブレインヨガの脳トレーニングは、自然治癒力を引き出し、健康的になることを目的の一つとしています。
健康面での課題に対して、すべてを外に頼るのでなく、自分の内側にも解決策を探していこうというアプローチです。
気の循環、肉体的な健康、精神的、情緒的な幸福、そして社会的な健康をトータルにとらえ、自己変革を図っていきます。
そして、本来の創造力を発揮し、人生の質の向上へとつなげていきます。